6月の参観日に始まった「水と油の実験」。
食用油の中に、スポイトで色水を落とすと、水は球状になって油の中に沈んでいきました。底に沈んだ色水をマドラーで混ぜると小さな丸い粒がたくさんでき、一見混ざったようにも見えましたが、しばらくすると自然に水と油に分かれてしましました。
【6月19日】
あれから9ヵ月間、いつでも子どもたちが見える保育室の片隅にひっそりとたたずむ水と油。
子どもたちが、その都度、気が付いた時に混ぜていましたが自然に水と油に分かれてしまう現象に何度一喜一憂したことか・・・
【3月19日】
そして、今日、改めて混ぜてもやっぱり水と油は仲良くなりません。
さて、仲良くなるためには、どうしたらよいでしょう。
仮説を立ててみました。
「水を少なくしたらいいんじゃない?」
「ずっと混ぜていればいいんじゃない?」
「仲良くならないんじゃない?」
どれもこれも子どもたちの豊かな発想に驚き、考える力も芽生えています🌸
今度は、ある液体を用意しました。色や香りを感じて、「なんかお酒の匂いがする。」「なんだろう?」
「お母さんがお家で使っているきれいにするものです。お化粧じゃありませんよ!キッチンにあります!」
「分かった食器を洗うもの!!!」「石鹸!!!」
「大正解!!!」
次に、液体石鹸を水と油のグラスの中に少しずつ入れてみました。
さてどうなるでしょうか???
しっかり混ぜていくとたちまち白っぽく変化していきました。(水と油が均一に混ざり合ってにごる現象「乳化」)
子どもたちは、この不思議な現象に目をキラキラ輝かせていました。
そして「仲良しになった!!!」と大喜び🌸
3学期最後の日、もも組のみんなといろんなことを経験した1年間。「あおむしを作ったこと」「足に絵の具を付けてちょうちょにしたこと」「折り紙でてんとう虫を折ったこと」「みんなで歌ったり踊ったりしたこと」「お外で遊んだこと」「畑でニンジン引いたこと」「給食一緒に食べたこと」などなど、たくさんの思い出を話してくれました🌸
本当に楽しかった🌸もも組の皆さんこれからも仲良く大きくなってね🌸